【最近買った本】デイヴィッド・リンチ 幻想と混沌の美を求めて/イアン・ネイサン

買い物のはなし

みんな大好き奇才デヴィッド・リンチ監督の評伝が2024年2月に発売された。

リンチの長編映画10本とTVシリーズ2本についての解説などが収録されているとのこと。

人間は探偵に似ていて、何が起こっているのか、真実は何なのかを知りたがる。
――デイヴィッド・リンチ

カルトの帝王にしてポップ・カルチャーのアイコン、映画界のアウトサイダーにして巨匠、デイヴィッド・リンチ。
『イレイザーヘッド』から『ツイン・ピークス The Return』まで、汲み尽くせぬアイデアに始まる妥協なき創造行為の軌跡を辿る。


アメリカ映画史上「最も過激で、強烈で、奇妙で、滑稽で、恐ろしく、深遠で、忘れがたい作品」を生み出したデイヴィッド・リンチ。

1960年代の実験的な短編作品や『イレイザーヘッド』、『エレファント・マン』、『ブルーベルベット』、『マルホランド・ドライブ』などの長編映画、そしてTVシリーズ『ツイン・ピークス』『ツイン・ピークス The Return』。
長年にわたり、リンチの作品は見る者を魅了し、挑発してきた。

本書は「リンチアン(Lynchian)」を理解するための探究書である。「リンチアン」とは「リンチの映画ならではのスタイル、感覚、雰囲気、物語の語り口、登場人物のタイプ、ジャンルのアレンジ、話しかた、風景、街、ユーモアとホラーの融合、現実というヴェールの向こう側への旅、心の奥底にある欲望の考察、リンチが故郷と呼ぶ国の奥深くへの探検」を意味する言葉だ。

中産階級の愛情深い両親のもとで幼少期を過ごし、ユーモア雑誌やボーイスカウトに夢中になったデイヴィッド・リンチは、やがて芸術家の道を志し、フィラデルフィアのペンシルベニア美術アカデミーへ入学する。のちに「腐敗し、衰退していて、奇妙に邪悪で、暴力的で、恐怖に満ちていた」と述懐するこの街で、リンチは自分のめざすべき道は「動く絵画」であると気づく――。

本書では、リンチの長編映画10本とTVシリーズ2本について詳しく解説するとともに、彼の生い立ちや多様で豊富な芸術や表現がどのように作品に影響を与えたのか、貴重な場面写真やオフショットとともに、「リンチアン」の謎に迫る。

自らの理想と想像力に従って作品を作り続け、映画のストーリーテリングの限界を押し広げてきた唯一無二の映画監督の本格評伝。

デヴィッド・リンチに初めて興味を持ったのは、20年以上昔にやっていた深夜番組「バミリオン・プレジャー・ナイト」内の1コーナー(1作品)として放送された”リンチなタバコ屋”がきっかけ。

当時「よく分からないがなんか見ちゃいけない物を見た気がした」という感覚になったのを覚えている。

後に『イレイザーヘッド』を初めて見た祭は”リンチなタバコ屋”以上に「よく分からないがなんか見ちゃいけない物を見た気がした」となったのも思い出した。
凄く衝撃的だった。

『マルホランド・ドライブ』本当に大好き。

『ストレイト・ストーリー』こんな作品も撮るのか!

『ツイン・ピークス』当時、社会現象になるレベルと聞いていたが本当に面白かった。リターンズも最高。

他にもみんな大好き。
そんな大好きな作品たちの解説や、貴重な場面写真やオフショットが載っているそう。

先ほど通販にて届いたばかりなので、さっそく読むとしよう!

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